子ども・育児

第三子の出産を期に、今話題の育休、とってみました

父親の育児休業の取得は、
メディアでもしばしば取り上げられていますが、
実際のところは、まだまだ一般的ではないようです。

厚生労働省から、
男性の育児休業に関するレポートが出ています。
『男性の育児休業の取得状況と取得促進のための取組について』
(厚生労働省 雇用環境・均等局職業生活両立課 2019)によると、
平成30年度は(以前と比較して上昇傾向であるものの)
男性の育休取得率は6.16%だったそうです。

さらに、その6.16%の男性が、どの程度の期間育休を取得したかというと、
・5日未満     :56.9%
・5日~2週間未満 :17.8%
・2週間~1か月未満: 8.4%
となっており、
1か月未満の育休取得が、全体の83.1%ということのようです。

また、男性正社員2,035人を対象に行われた調査では、
育休取得の希望があるにもかかわらず、
育休を取得できないという割合が35.3%だったそうです。

まだまだ、男性の育休自体が、少数派。
これが一気に爆発的に増えるには、
よほど大胆な政策が提示されないと、難しいかもしれません。

さて、ワタクシはというと、
今回、第三子の誕生を期に、思い切って育児休業の取得を申し出ました
現在は、育休真っただ中ということになります。

ワタクシは職場が病院ということもあり、
子育てママ世代の看護師さんが多いこともあるせいか、
職場全体としては、
育休の取得に非常に好意的な対応をしていただくことができました。
とはいえ、ワタクシの部署(リハビリ)では、
男性職員の育休取得は初めて
初めてのケースということで、
誰もが不慣れな状況であるがゆえに戸惑ったこともあったので、
徐々に紹介していきたいと思います。

ただ、結論からいうと、
育休は、もっともっと広がるべき!だと思います。
でも、取れない状況があるのも確かで、
ワタクシとしては、経験者の1人として、育休にからむ問題や困りごとなどは、ぜひ共有できればと思うのです。

つい先日知ったことでお恥ずかしいことではありますが、
「イクメンプロジェクト」
という、これまた厚生労働省が主催する運動が立ち上がっているようです。
↓ロゴマーク

2020年11月20日(金)に、
イクメン推進シンポジウム2020
という催しが開かれるようで、
思い立ったが吉日。
早速事前申し込み(参加無料)してみました。
こちらも、ぜひ体験談、レポートしたいと思います。

ABOUT ME
ひび たかまさ
1981年11月生まれ。 言語聴覚士、旅行介助士、公認心理師、お寺の副住職、消防団員、合唱指揮者。病院勤務時代、第3子の誕生を期に5か月の育児休暇を取得。大いに自らの価値観が見直されるきっかけになった。 2022年、病院を退職し、個人事業として開業。病院・訪問リハビリ・塾講師などを兼務しながら、失語症者の支援が自分の主な役割だと感じている。
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