「きんちょうしたし、楽しかったし、うれしかった」
「いっぱい いろんなこと 思った。きょうのこと、わすれんようにしたい」
昨日、じいちゃんと、ばあちゃんを観客に、おんがく発表会を開催。
ピアノソロ、兄妹で合奏、家族4人で歌を歌いました。
家でやるというだけだけれど、ちゃんと着替えて、息子はスーツに蝶ネクタイ、娘はドレス。
小さな発表会でしたが、子どもたちにはとても刺激的だったようで、やってよかった。
特に、息子は思った以上に素敵な感想をくれました。
きっと、すごく緊張したし、でも、難しかったところが練習して間違えずにできて、
褒めてもらえてうれしくて、うまく出来なくて悔しいこともあって、
と、ほんの15分ほどの会の中にも、いろんな感情が凝縮されていたんだろうなあと。
「いろんなこと思って、忘れたくない」
というコメントが出てくるとは思いませんで、パパママはすごくうれしかった。
きっと、これが「充実感」「達成感」というもなんだと思うし、
こういう経験が、きっと、プロセスを大切にすることにつながるんではないかと思うのです。
発表会自体が楽しいということもあるけれど、
頑張って練習して、それがうまくいく喜びというのは、「頑張って練習した」という経緯がないと生まれない喜び。
苦労して乗り越えた先の充実感、達成感を感じてもらえたのは、とてもうれしいことでした。
コロナ禍で、ガマンを余儀なくされた2か月でしたが、
学校や保育園が再開されるのを前に、良い思い出ができました。
きっと、この自粛期間がなかったら、「うちで発表会をしよう」なんてことにはならなかったと思うし、そもそもこんなにピアノを練習する日課も、なかったように思います。ただガマンしてただけ、というのではなくて、こうしてちょっとでも、得るものがあったなら、この自粛期間は、良い形でまとめられるのではないかと思います。
もちろん、まだまだこれからどうなるかわかりません。
が、ひとまずの区切りとしての発表会は、大成功でした!!!