Photo

カメラの腕を磨くぞ!そう、来るべき時に備えて。。

長男が生まれたときは、まだコンパクトデジカメでした。
でも、毎日欠かさず写真を撮りだめていました。

長女が生まれることに合わせて、一眼レフを購入。
でも、ただオートにまかせてシャッターを押す毎日。カメラとレンズの性能で何となく良い写真が撮れたし、逆になぜかうまく取れないことに悩んだりしていました。

子どもたちの様子を写真におさめるのは、親にとっては楽しいこと。
誰に見せるというわけではないけれど、家族の間では欠かせないうれしい瞬間です。

そして、長女が4歳になり。
写真を撮ることに、少し行き詰まりも感じていました。
「何となく」の写真が、奇跡的にうまく撮れたり、逆にうまくいかなかったり。

本やネットであれこれ調べて、ちょっとカメラの設定を変えられる程度にはなりました。
が、客観的に写真を評価してもらう相手が欲しいと感じるようになり、ついに、今年、写真教室に飛び込むことにしました。

ただ、2020年春。新型コロナウイルスの嵐で、教室は軒並み中止です・・・
初回レッスンは、2月の末だったので、1回だけはかろうじて開催でしたが、その後は集まっての対面レッスンは、自粛が続いています。
ありがたいのは、オンラインでの相談や、今話題のzoomを使ってのセミナーに無料で招待してもらえること。

専門家から話を聞けるというのは、対面でなかったとしても本当に勉強になります。

奇しくも、新しい家族が増えることにもなり、妊娠中の奥さんをおいて教室に通うことは、さすがにはばかられるものもあったので、自宅でレッスンを受けられることはむしろありがたいことです。来るべき、新しい命の誕生と、それを取り巻く私たち家族の記録を、「偶然」ではなくある程度意図して写真におさめる術を、ぜひとも学びたいものだと思っています。外出がなかなかできいない状況での、パパのささやかな楽しみでもあります。。

さてここからは、備忘録。
第1回目のレッスンのテーマは「ボケ」。
一眼レフ写真の大きな特徴である「ボケ」を、どうっやって作るのかという話でした。

で、結論。非常に大きくざっくりまとめると
1)距離
2)F値
で作るということが基本だと学びました。

1)距離
・レンズの焦点距離 :長いほどボケる。
・カメラ VS 被写体 :近いほどボケる。
・被写体 VS 背景 :遠いほどボケる。  だそうです。

2)F値(絞り値)
・小さいほうがボケる

なるほど、なるほど。
距離感については、考えれば理屈で分かりますが、写真を撮るその場でコントロールできるようになるには、経験が必要そうです。
F値については、レンズを付け替えたりしているうちに、何となく感じてはいましたが、絞って絞ってどうなるか、というところまでは、やっぱりその場でパっと調整するのは、まだまだこれからの課題です。

今回のレッスンで、ワタクシの中で目からウロコだったことは、
『ピントは、点ではなく、線・面でとらえる』ということ。

カメラで写真を撮るとき、液晶画面やファインダーに、ピントを合わせる小さな四角が出てきます。これを見ていると、ついついピントを「点」で考えてしまいがち。
ただ、実際は、ピントを合わせるのは、レンズからの距離で決まるので、ピントが合う場所が1点ということはありませんよね。

図で考えてみると、カメラからの距離で考えるので、黒い線上にピントが合うことになります。ので、オレンジ色の〇2つについては、ライン上合ったところでピントが合いますが、前後の緑の〇については、ピントが合わない(ボケる)ということになると理解しました。

で、それをもとに2枚


上記、赤・黄の車それぞれにピントを合わせると、その前後がボケるということ。

点ではなく、線(あるいは面)で考える。
ピント位置を正しく理解して、うまくボケるのある写真を撮りたいと思います。

 

ABOUT ME
ひび たかまさ
1981年11月生まれ。 言語聴覚士、旅行介助士、公認心理師、お寺の副住職、消防団員、合唱指揮者。病院勤務時代、第3子の誕生を期に5か月の育児休暇を取得。大いに自らの価値観が見直されるきっかけになった。 2022年、病院を退職し、個人事業として開業。病院・訪問リハビリ・塾講師などを兼務しながら、失語症者の支援が自分の主な役割だと感じている。
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