満を持して始まった、育休生活。
あっという間に1ヵ月が過ぎました。
この1ヵ月で、感じるところももちろんありましたが、思ったよりも時間に余裕などなく、毎日追われるような中で駆け抜けたという印象です。
今まで、こんなに長く仕事に出かけないということはなかったので、
初めは「長期休暇」感がなかなか抜けませんでしたが、
ようやく、この生活が日常となってきたかなと。
仕事に行かないと、気付けば一度も玄関の外に出ないという日もありました。
新型コロナの第三波が、益々勢いを増す中、散歩に出たり、妻の実家に挨拶に行くこともはばかれる毎日。
生まれてすぐのこの時期は、本来もっといろんな人々に顔を見てもらって、かわいがってもらうのは大事な事だったんだなと、出来なくなって初めて気付くものです。
ステイホームによって、感染リスクは減らせるかもしれませんが、人との関りや、あるいは乳幼児期からの社会性や情動の発達に、多かれ少なかれ
影響があるのではないかと、心配になってきます。
ワクチンや、様々な治療法が開発される中、
おそらくCOVID-19という疾患は、乗り越えることができてくるのだと思います。
が、今回のコロナ・パニックにおいて明るみに出た、様々な問題も、ある意味では「病」の一部と言えるのかもしれません。
新しい日常を迎えるにあたり、
崩れてしまったり、なくなってしまったものも少なくありません。
もちろん、新たに生まれてきたものもあります。
技術の革新とは別に、もっとアナログな、人と人との関りについて、改めて大切にしたいと感じた1ヵ月でした。