旅行介助士

介護付き旅行-旅行介助士によるサポート

『旅行介助士』という資格をご存知ですか?

介護、介助が必要であったり、体調に自信がないから旅行や外出をあきらめているという方をお手伝いする仕事です。
リョコサポ ホームページ

1人旅はもちろんですが、ご夫婦や親子などの少人数グループの旅、家族旅行、あるいは団体でのバスツアー。

旅行のスタイルや規模はいろいろありますが、「周りに迷惑をかけるんではないか…」と不安に思ったり、遠慮する気持ちがあったりで、外出や旅行をあきらめてしまう方も多いのではないかと思います。

そんな方々の不安を解消するために
「それなら、旅行の添乗員として一緒に介護技術のあるスタッフが同行する」
をコンセプトに生まれたのが、旅行介助士です。

旅行会社の添乗員さんなど、もともとの旅行業界で活躍しておられる方々に、いざ改めて介護の技術や知識を習得してもらうというのは、不可能ではありませんが、時間も労力もかかるのが現実。
逆に、介護スキルをすでに持っている人員が、旅行業のお手伝いをする方が、スムーズなのではないか、というのも、狙いの1つだったようです。

私は、以前からこの資格については知っていて(昔、NHKの特集で見た)、是非学びたいと思っていたのですが、なかなかタイミングがあわず、さらに、そんなさ中にコロナのあおりを受け、なかなか受講できずにおりました。

が、2023年1月。
念願かなって、ようやく資格を取得することができました。

この「旅行介助士」
『国内旅程管理者』という、いわゆる国内旅行の「添乗員」の資格が付随することが特徴。
旅行業者ではないので、旅行自体を企画することはできませんが、旅行会社が企画した募集型の旅行や、団体・グループが旅行会社に委託した受注型の旅行に、正式に「添乗員」として同行できるのが特徴です。なので、ちゃんと、お仕事としてお手伝いができるというのが、特徴と言えるかもしれません。

で、私はというと、もともとが「言語聴覚士」というコミュニケーションのサポートをする資格で仕事をしているので、身体的な介助というよりは、コミュニケーションのお手伝いをすることをコンセプトに情報を発信していけたらと思っています。

  • 失語症や、構音障害など、会話の困難さを抱える方。
  • 高次脳機能障害で、外出などのサポートが必要な方。
  • 摂食嚥下障害で、食事に不安を抱える方。

などのお悩みに答えていけたらなと思っています。

…この勉強をして、バスガイドさんや添乗員さんの大変さやすごさを、身をもって知りました。

ABOUT ME
ひび たかまさ
1981年11月生まれ。 言語聴覚士、旅行介助士、公認心理師、お寺の副住職、消防団員、合唱指揮者。病院勤務時代、第3子の誕生を期に5か月の育児休暇を取得。大いに自らの価値観が見直されるきっかけになった。 2022年、病院を退職し、個人事業として開業。病院・訪問リハビリ・塾講師などを兼務しながら、失語症者の支援が自分の主な役割だと感じている。
PAGE TOP